2012年8月3日金曜日

LASTRUTH

あるところに嘘つきな少年がいました。
少年の隣にはいつも嘘を聞いてくれる妖精がいました。
妖精の姿はみすぼらしく、服は継ぎはぎだらけです。
それでも妖精は幸せでした。
少年がいつも楽しそうにしていたからです。

 少年は青年になり人を騙すようになりました。
この頃から青年は妖精が少しずつ見えなくなっていきました。
いろんな場所いろんな時に青年は嘘をつきました。

ある時青年はいろいろな人から恨みを買った事で命を落としかけてしまいます。
妖精は青年の命と引き換えに胸に大きな大きな傷を受けてしまいました。
最後の力を振り絞って青年に近づくと青年は小さな命の恩人に気が付きます。
いつもどんなときでも嘘を聞いてくれた友達が今にも消えてしまいそうです。
青年は泣きました、大きな声で泣きました、今までのこと全てを謝りながら。
妖精が消えかかりそうになったとき、昔を思い出しながら青年は最後の嘘をつきました。

―僕はもう決して君を見失わないよ。―

その時奇跡がおきました。
妖精の小さな体が光に包まれ、誰もが見たこともない美しい体に変化したのです。
この時、子供の心を取り戻した青年の嘘が真実となったのです。

この妖精はどんな図鑑にも記されておらず、歴史上最後に確認された妖精でした。
奇跡の後、青年は新しくなった友達と今までの罪をなくすために旅に出たのでした。

村の住人達から様々な話を聞くことで進化する妖精のゲームで、序盤から終盤まで話しかけると不利益なイベントを発生させるNPCのキャラが図鑑完成のための最後の一体のデータを提供してくれるイベント。文章はLASTRUTHの解説文。


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