人は神になろうとして
禁断の領域に手を出した
生まれてきたのは獣たち
心を持たぬ獣たち
獣は火種になりまして
幾多の命で手を染めた
72番の獣には
心が少し残ってた
獣を作った科学者は
いつも獣に言いました
生まれるべきではなかったと
ある夜獣は逃げ出して
冬のお城を見つけます
暖かい色の絨毯も
暖炉も今はボロボロで
獣は部屋を探します
地下で見つけた少女には
発条螺子がついていた
発条螺子をまわしたら
少女はそっといいました
あなたが螺子をまいてくれた
それだけが私の生きる意味
獣は涙を流します
生まれた不幸を呪いつつ
0 件のコメント:
コメントを投稿